Google Eat Beat DinnerでGoogleの“おいしい”新サービス「ごちそうフォト」体験してきた

※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

Googleの中の人にお呼ばれいたしまして、Googleと食べ物のイベント「Google Eat Beat Dinner」参加して参りました。

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会場となったのは原宿駅から竹下通りを抜けてちょっとあるいたところにある「VACANT」というお店。

Vacant No Idea
http://www.n0idea.com/vacant/top.html

Vacanteen -VACANT食堂- – 明治神宮前/野菜料理 [食べログ] http://r.tabelog.com/tokyo/A1306/A130601/13104820/

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ご招待いただいた時には「Googleと食べ物のイベント」という案内だけでどういう内容かは全然わからなかったんだけど、イベント会場で配布された資料を見て納得。Google+を活用しておいしいご飯写真をみんなで共有する「ごちそうフォト」のリリースなのでありました。

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Google ごちそうフォト
http://www.gochisophoto.com/

ごちそうフォトはGoogle+を使って食べ物の写真をみんなで共有するサービス。仕組みは意外にアナログというか、食べ物の写真をGoogle+で一般公開にし、ハッシュタグをつけて投稿した写真が「ごちそうフォト」に表示されるようになります。

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参加するには、まずスマートフォンで料理の写真を撮影。

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あとはGoogle+でハッシュタグ「#ごちそうフォト」をつけて投稿するだけ。投稿範囲は「一般公開」になっていないとごちそうフォトの対象にはならないので忘れずに設定しましょう。

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投稿された写真は2つずつ表示され、どっちがおいしそうかをクリックして決めていくことで投票。10個の投票が1セットで、自分がおいしそうだと思った写真を最後に一覧で表示します。

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ごちそうフォトでは2つの食べ物写真が同時に表示され、「どっちがおいしそうか」をどんどん選んでいくという、「HOT or NOT」の食べ物版のような仕組み。投票はランキングで表示されるほか、投稿時にお店の情報が位置情報として登録されている場合は、どのお店で食べたごはんなのかを知ることもできます。

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イベントでは今回のサービスのコンセプトもご紹介。まずはGoogleサービスすべての定番メッセージでありますミッションの説明から。

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いくつもあるGoogleの検索サービスの中で、場所に関する情報はなんと5億にも達しているとのこと。

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単に数が多いだけではなく、検索されている率でも場所に関する検索が多いとのこと。確かに意識してなかったけど、自分でも検索ってお店や場所の情報調べるのに使ってること多いかもなあ。

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そして場所に関する検索の中でも多いのが「レストラン、グルメ情報」。

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ただ、レストランなどのグルメスポットが検索の対象として求められる一方、Googleでは提供しきれていない課題ととして出題されたのが、2つの写真を比べて「どっちがおいしいとおもうか」というクイズ。つまり、お店の位置や名前などは検索で簡単に手に入るけれど、そのお店がどんな料理を提供しているのか、そしてその料理がおいしいのかどうかは、検索だけではなかなか伝えられないということですね。

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そんな課題を解決するためにリリースされたのが今回の「ごちそうフォト」。自分が食べた料理を投稿し、それをコンテスト形式で投票していくことで「おいしい料理」を絞り込んでいく。さらにお店の情報がきちんと連携していることで「おいしい」を基準にしてお店の情報を手に入れられるようになるサービスということですね。

とはいえ投稿型サービスの宿命として、サービスリリース時にはユーザーがいないからコンテンツも存在しない。そのために今回のイベントでおいしいものをたくさん撮影してみんなで投稿しましょうというスタートアップイベントというわけですね。よーし、ガツガツ写真あげたるぜ!

そんなこんなで当日のイベントで振るまわれたメニューがこちら。

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食べ物メニューを拡大。どれもこれもかなり凝ったメニューっぽくてわくわくします。

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メニューには記載されていないけれど最初に登場したのがこの巨大なパン。これいったいどんなオーブンで焼いたんだろうか……。

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まずは1品目の前菜「冬野菜のアペタイザー」。お皿に敷き詰められた砂利のようなものが実は野菜を食べるソースになっているというなんともおしゃれな料理です。

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飲み物はワインやシャンパンなどが取り揃えてあったけれど、最近は禁酒週間なので赤いフルーツジュースでがまんがまん。とはいつつこのジュース、甘さもさっぱりしててとっても飲みやすい上品でおいしいジュースでした。思わずおかわりしまくっちゃったよ。

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2品目は「大和芋のスープ」。大和芋ならではのねっとり感がありつつもスープ全体はさっぱりあっさりでとっても飲みやすい。全体的に上品な味の料理ばかりでした。

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最初に出されていたパンがあまりに大きすぎたので途中でナイフをカットしてくれることに。

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3品目は白身魚と蓮根のサラダ」。とてもサラダには見えない一品です。

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白身魚の上には酢でしめた蓮根の薄切りが山盛りに。白身魚と一緒にして食べるととてもさっぱりしたお味でした。

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いよいよメインデッシュな「コッコーバン 鶏の赤ワイン煮込み 」。鶏肉がとろとろにとろけるほど柔らかく煮込んであって、ナイフの必要もなくフォークで簡単に切れるほどのやわらかさ。

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奥にあるのはポテトかなと思ったらお粥状にやわらかく似たご飯でした。肉も含めてかなりボリュームのある一品で、野菜や魚中心のここまでのメニューではそれほどお腹にたまらなかったのが、これを食べたらお腹いっぱいに。

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ご飯を一通り食べたので、飲み物をハーブティーに切り替える。てっきりティーポットつきの暖かいお茶かと思っていたら冷たいハーブティーで、色がとってもきれい。想像していたハーブよりはちょっと癖のある不思議な味のお茶でした。

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最後をしめくくるデザートは「クラシックプリンとラムマロンのアイス」。奥に見えるはチーズケーキのようでいて、実はケーキお形をしたプリンです。どちらもひかえめな甘さでありながら濃厚な味わいでとっても美味。最後までおいしくいただけました。

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最後にはみんなでGoogle+に投稿した写真を巨大スクリーンで一覧表示。こういうときってまったく同じ料理なのに写真の撮り方次第で全然違って見えるので面白い。1つの料理をみんなで撮ってあーだこーだいうブロガーイベントってのも面白そうだなあ。

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当日の模様はGoogle+にも投稿しているのでそちらもご覧くださいませー。

kai shiden – Google+
https://plus.google.com/115948527862623072881/posts

とってもおいし楽しいイベントだったし、レストランをこういう切り口で「おいしさ」から表現するサービスのコンセプトもなかなかおもしろかった。

とはいえサービスはまだローンチしたばかりで気になるところもいくつか。2つを比べていくだけだと写真の出会いが偶然すぎるので、気に入った写真を見つけてコレクションする機能とか、お店の情報で絞り込む機能なんかも欲しいし、その写真を誰が投稿したのかも今だと確認できないのも惜しい。

あとは2つを比較する時にジャンルが違いすぎると比べにくいので、「ラーメン」とか「牛肉」とかカテゴリでも比べてみたいところ。とはいえそういう機能拡充はコンテンツがそろってからの話だと思うので、今後の展開に期待したいところですね。B級グルメブロガーとしては写真の投稿先として今後はGoogle+活用していきたいと思います。

それにしてもGoogle+はAKB48といいごちそうフォトといい、今までのSNSとはちょっと変わった攻め方するのがまた面白い。個人的にはインターフェイスや仕組みとしてFacebookよりGoogle+のほうが好きなので、もっともっといろんな面白いことして日本で普及が進むとよいなと期待しております。


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